抽斗(ひきだし)を仕上げる
鉋(かんな)で仕上げるには、理由あり
・コンマ単位での微調整
がばがばすぎてもスムーズに引き出せず、
かといって、隙間が少ないと
無垢の木の性質上、梅雨の時期などで膨張して開かなくなる場合がある。
設置する場所が湿気のある所や地域によって、抽斗と本体の隙間は変わってきます。
経験と知恵で確かな隙間にする必要があります。
・滑らかに引き出せるようにする
木肌のざらつきはもってのほかで
鉋で仕上げて鏡面のような輝きだからこそ
滑らかな抽斗となります。
蝋(ロウ)を塗ってあげると滑らかな動きに戻ることがあります。
些細なコトですが、
そういうひとつひとつを大事に
世の中にひとつとないオーダーメイドの家具を製作しております。
湿気で開かなくなった抽斗のご相談から天板のメンテナンスなど
家具のご相談もお気軽にお声掛けください。
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