Ⅵ - 加工 -

 

「 切る 」

 

 

丸ノコや軸傾斜で

製材した板を切っていきます

 

木工機械がはいらないところは

手ノコで切ります

 

実際は

かんなで仕上げる分、コンマ数ミリ大きくしています

 

 

 

「 穴あけ 」

 

伝統的継手でもあるほぞ組みの穴をあけます

 

ゆるくても

キツすぎてもいけないので

繊細は加工になります。

コンマ2mm~3mmほどのキツさで仕込みます

 

ほぞ組みとは

2つの木材を接合する継手の一種で

世界中の木工で数千年にわたり、使用されています

 

7000年ほど前のドイツの木製建築物・井戸や

ピラミッド内にある船の板にもほぞ組みで使われていたようです

 

 

「 面取り 」

 

 

怪我をしないように面を糸面以上取っております

 

 

デザイン性をもたせるためにも

 

いろいろな面の取り方をしております

 

 

切面 (角面) 

坊主面 (丸面)

匙面 (さじ)

銀杏面 (ぎんなん)

 

見え方や印象が

面取でかなり変わりますので

お好みでオーダーできます

 

 

面の種類も

ブログにUPいたします

 

「 加工完成 」

 

 

ほぞを作ったり

穴をあけたり

傾斜をつけたり

Rをつけたり

面取したりと

 

すべての部材の加工が完成しました

 

 

このあとは

鉋(かんな)で仕上げていきます